
さようならアトピー 〜アトピー完治への実践〜
処方されるステロイド剤
何だか皮膚がおかしい…となると
まず、病院へ足を運ぶというのが通常でしょう。
息子たちも、当然のように病院へ連れていきました。
病院によって対応は若干ことなるものの、
「アトピーですね。アトピーの場合、皮膚が乾燥しやすいですから、保湿をしてあげることが大切ですね。」「それに軟膏を出しますから、痒みが酷い場合薄く塗ってください。」
概ね、この様なことを言われました。
「痒みが酷い場合って…ずっと酷い状態なんだけどなぁ…」
そんな事を思いながらも、深刻そうに言われることもなく、薬も出されたので、当初安心したものです。
そして、軟膏を塗ってみると翌朝には激変していました。
よし!と思うと同時に疑問をもったのです。薬を塗っただけで、肌がすぐに良くなるなて…。
嬉しい反面、大きな違和感を感じたのです。
ダイエットでも同様ですが、急激に体重が落ちるような薬やサプリに違和感を感じる方は多いのではないでしょうか。
それと似たような感覚です。
気になったので、処方された軟膏について調べてみると、
中程度ランクのステロイド剤でした。さらに調べてみるとステロイド剤には賛否様々な意見があるということも分かってきたのです。
ちなみに、Wikipediaによると
ステロイド系抗炎症薬の副作用(ステロイドけいこうえんしょうやくのふくさよう)では、医療現場で一般的に使用されるステロイド系抗炎症薬によって生じる副作用について解説する。副作用として過剰な免疫抑制作用が発現することによる感染症、クッシング症候群、ネガティブフィードバックとして副腎皮質機能不全、糖新生の促進による糖尿病、骨量の減少に伴う骨粗鬆症、消化管粘膜におけるプロスタグランジン産生抑制による消化性潰瘍などが知られている。しかし、気管支喘息においてステロイドを吸入で用いた場合にはステロイド剤は呼吸器系の組織に局所的に作用し、血中移行する量が少ないため副作用が少ない。
と、書かれています。
また、長年アトピーで苦しんでいる友達は
「薬を塗って良くなるとしたら、今、私も苦しんでいるはずないでしょ。」と語ったのです。確かにその通りです。
細かいことはさておき、リスクを息子には背負わせたくない!と思ったのです。
さらに、調べてみると「脱ステロイド」に関する施設や病院が様々あるのです。
アトピー脱ステロイド専門入院治療院 https://www.nc-21.net
阪南病院 https://www.hannan-chuo-hsp.or.jp/shinryoka/hifuka/
また、いくつかの本でも、
「ステロイドは副腎皮質ホルモンの1つで、これらを薬として使用した場合、自分自身の体内で副腎皮質ホルモンを生産する能力が低下する恐れがある」などと書かれていたのです。
もし、この様な事態になると恐ろしいことです。薬を使用する量は増え続ける一方で、残念ながら完治は目指せない。と当初の私は決断を下したのです。
そうは言っても、ステロイド剤を全否定はするつもりありません。使用方や使用量を十分に検討することで、一時的に楽な状態を作れるという意味では、場合によっては使用するのも有りかなぁとも思います。ただ、ドクターによっては、「正しい使い方をすれば安全である」と言われますが、私は次のように捉えています。
「食品添加物は安全だ」と食品安全委員会は述べています。では、添加物にまみれたスナック菓子を毎日食べるとどうなるのでしょう。
いずれ、健康上の問題を抱えることになりそうな気配がしませんか。
ここは理屈ではなく、感覚的な印象ですが。
アトピーで苦しんでいる方は、食品添加物と似たような立場のステロイド剤を長年使用されているという場合があるのです。
いくら理論上安全であるとは言っても、継続的に使用する必要があるとすれば、
息子には、薬を用いないで完治して欲しいと願うようになったのです。