
さようならアトピー 〜アトピー完治への実践〜
鍼灸は偉大?
アトピーの人は、身体が冷えやすい傾向にあるようです。
そして、薬をできる限り用いない方法で完治を目指すと決めたのですから、東洋医学系にも関心を寄せました。
息子を連れて何度も鍼灸院へ通いました。
鍼灸の基本的な考え方は以下の通りです。
3つの流れを大切にする。
①血流 ②気流 ③水流(リンパ液などの流れ)
これらの流れが重なった部分がツボであり、ここを刺激することで、3つの流れが良くなり、
自然治癒力が高まるというものです。
実際、息子が幼かったころ、夜泣きで悩まされた時にも鍼灸にお世話になりました。
先生は、息子の身体をさすり、家でも簡単にできるケアを教えてくださいました。
そして、「もう泣くことはほとんどありませんよ」
半信半疑でしたが、結果に驚かされたことも思い出されました。
アトピーの治療についてはどうだろうか?
やはり、3つの流れが悪いようでした。定期的に通うことや身体を冷やさないようにする方法などを教えてくださったのですが、
鍼灸は基本的に身体の内部の力を引き出すものであり、既にダメージのある皮膚がどうにか変化したり、痒みがおさまったりするものでは無いということも教わりました。
①皮膚への外部からの刺激をできるだけ軽減させながら
②食事や生活環境を整えながら鍼灸にも通い、自然治癒力を高めていくこと
が効果的だろうということになりました。
痒みを抑えたり、外部からの刺激を軽減させるには何がもっとも適切なのだろうか。
この様な課題は残ったものの、「健全な身体作りをして克服する」という方向性は正しかったとこの時改めて確信したのです。
【寝つきも悪い夜に】
就寝の頃になると、決まって痒みが酷くなるようです。
布団に入ってからもボリボリ掻きむしることは息子の日課でした。あの音を聞くと、痛々しくて眠れません。
そんな時には、素人ではありますが、足裏をマッサージしました。
とにかく、指に力を入れてこする。五分もすれば、身体が暖まって来るのが分かります。
気持ち良いからなのか、身体が暖まったからなのか…その後は落ち着いて眠れることが多くありました。
夜中にまた、ボリボリということもありましたが、その都度マッサージを行い睡眠を促しました。
マッサージで痒みが治まるということではなさそうですが、身体は明らかに暖まります。
是非、試してみてください。
マッサージする方は少し疲れますが…。